治験モニターのバイトは、楽して手っ取り早く、しかも、結構な高額報酬が稼げる方法の1つです。
ただ、全ての人が参加できるわけではなく、健康であることが条件であったり、逆に、何らかの疾患や体の悩みを持っていることが条件であったり、その他にも年齢や性別など、それぞれの案件で色々な条件gああります。
その為、副業の一環として治験モニターを考えるなら、「案件豊富で稼げる治験サイトの選択」が重要になります。
そこでこちらでは、人気のおすすめ治験サイトであるニューイングについて、安全性や評判を検証していきたいと思います。
ニューイングとは
ニューイングは、2001年に発足された治験に関する啓蒙活動を行うNPO法人(特定非営利活動団体)です。
そして、治験とは新薬誕生直前の最終段階で、人間を対象に行う試験を指します。
長期に亘る研究の中で、培養栽培やマウスなどの動物で色々なテストを繰り返したり、有効性の確認と安全性の評価をするわけですが、最終的に行う人間のテストが治験です。
これらのテストでデータを収集する為に募集している人材が治験モニターで、ニューイングはモニターを募集する治験サイトも運営しています。
ニューイングの特徴として、入院を伴う長期案件が多いことが挙げられます。
また、15年以上の実績あるNPO団体によって運営されていますので、信頼度は高いと評価できます。
ニューイングの募集内容と報酬
続いて、ニューイングで募集されている治験モニターの内容と報酬について確認していきます。
ニューイングの募集内容
ニューイングでは治験モニターの他、健康食品臨床試験のモニター募集もしています。
以下は、当記事作成時点で確認した募集案件の極一部になります。
- 再発性のヘルペスを経験されている方にご協力いただく治験
- 子宮内膜症の方にご協力いただく治験
- 慢性的に蕁麻疹を発症する方にご協力いただく治験
- 骨粗鬆症の方にご協力いただく治験
- 健康な20〜45歳の男性にご協力いただく治験
- うつ病・双極性障害・統合失調症の方にご協力いただく通院モニター
- 健康な20〜59歳の方にご協力いただく通院モニター
- 健康な20〜39歳の男性または女性にご協力いただく臨床研究
- 肝臓の疾患をお持ちの方にご協力いただく治験
- 2型糖尿病の方にご協力いただく治験
- 健康な40〜60歳の男性にご協力いただく栄養食品モニター
とにかく、健康な方から何らかの疾患や体のお悩みをお持ちの方まで、幅広い案件が確認できます。
ニューイングの報酬
報酬については、実際に案件への応募をしないとわからないようです。
また、それぞれの案件で、以下のような内容が確認できます。
ボランティアとしてお時間をいただくことに対して規定の協力費が支払われます。通常のアルバイト代とは異なります。
創薬ボランティアとして医療機関からの指示にしたがって検査のために通院するなど患者様に発生する負担を軽減する目的で負担軽減費が支払われます。
このように実際には、協力費・負担軽減費などの名目で報酬が支払われることになります。
そして、金額的には以下のような相場になります。
- 通院パターン⇒1日当たり1万円程度
- 入院パターン⇒1日当たり2万円程度
それぞれ案件内容によって条件などのバラつきはありますが、通院パターンは概ね1日5時間程度の拘束で、入院パターンは24時間の拘束となります。
ニューイングの評判・口コミ
ニューイングの評判・口コミを調べてみましたが、Twitterなどでもあまり有力な情報は得られませんでした。
以下は、ニューイングの公式サイトで掲載されている体験談になりますので、参考にしてみて下さい。
27歳 男性
以前から治験に興味はありましたが、日程等の都合が合わずに参加が出来ませんでした。今回、転職を機会に有給休暇中に参加することが出来て、大変貴重な体験が出来たと思っています。薬が出来上がるまでの工程やそれに携わってくる方々等、自分が知り得られなかった情報を頂けました。もし機会が有りましたら是非その際は参加させていただきたいと思います。 最後になりますが、調整等をとっていただいたスタッフ様、お世話になりありがとうございました。
42歳 女性
治験は、私も参加してみるまでは、恐ろしい特別な人だけが参加するものであり、体を犠牲にして行うものだと思っていましたが、いざ自分がやってみるとそんな思いはまったく打ち消され、厳格な検査のもと、不安を持たずに身を任せられます。
入院タイプでしたが、そこで過ごす生活も色々な人達と知り合え楽しいものです。数人ずつ最終選考に残るまでの間、人数が絞られていく期間はヒヤヒヤものですが、食事の量、時間を決められていて規則正しく、無駄食い防止にも役立ち、逆に健康になっていく気さえします。もっと多くの、健康な女性の方の募集があり、休薬時間も4ヶ月より短くなれば、参加できる頻度も増えるというものですが、治験自体、世間的にはあまり認識されておらず、あまりよいイメージはもたれていないと思います。実際そんなことはないのですが、それが残念なところで、何かもっと、皆の身近なものになればよいと思います。そうなると競争相手も増えてしまいますが。
48歳 女性
私の母が骨粗鬆症で、新薬での治療をしております。月に一回病院へ行き検査をしていただいています。母はその月1回の通院が楽しみなようで、健康相談のようにいろんなことをたずねたり、世間話を聞いていただいたりしているようで、それはそれはよく診ていただいているんだと言っています。骨粗鬆症の方も薬が効いているらしく、腰の痛みが軽くなったなどと言っております。今母が参加している治験の薬はまだ普通の人は使えないそうですが、何年後かにもしかしたら私が骨粗鬆症になった時には病院でもらえる薬になっているのかな?なんて考えています。
ニューイングの安全性
報酬以前に最も気になることが、「治験モニターの安全性」だと思います。
先ず、ニューイングは2001年の発足以降、NOP法人としての実績がありますので、これは治験サイトを利用する上で、安全性を裏付ける大きな材料の1つになると思います。
そして、ニューイングへ登録している累計会員数は10万人を超えています。(2020年3月時点で108,748名)
また、これはニューイングに限らずですが、そもそも治験を行うには厚生労働省の認可が必要であり、この認可取得には当然ながら人間に害を及ぼすようなことがないように、十分な確認を経ています。
したがって、安全性については十分な確認と配慮がされていると言えるのです。
まとめ
ニューイングのサイトでは、治験に対する詳しい解説や募集案件内容、これまでに利用した会員の体験談など、かなり丁寧にわかりやすく作り込まれています。
副業として利用するだけでなく、疾患や体の悩みがある方にとっては、お金をもらいながら症状の改善を試みる良い機会にもなります。
また、何よりも新薬の開発に携わることになりますので、病気などで苦しむ日本中の人の役に立つ仕事と言えるのではないでしょうか。
先ずは、無料登録でどんな案件があるのかを自分の目で確かめてみましょう。