株式投資で副業を始める

株式投資と聞くと、いまだに「難しそう」「お金持ちの世界」というイメージを持っている方も少なくありません。
「損をするかもしれない」「専門知識が必要では?」といった不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのが実情です。

しかし現在では、インターネットを通じて誰でも簡単に証券口座を開設できる時代になりました。
しかも、取り扱える株式商品も多様化しており、数万円〜数十万円の少額からでもスタートできるようになっているため、副業の選択肢としても非常に身近な存在となっています。

本業のスキマ時間にスマホ1台で株価をチェックし、配当や株主優待を得たり、タイミングを見て売買して差益を狙うといった形で、着実に資産を増やしている副業投資家も年々増加中です。

こちらの記事では、株式投資を副業として始めたい初心者の方に向けて、「始め方」から「稼ぎ方」までをわかりやすく解説していきます。
少しでも興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

株式投資とは

株式投資とは

株式投資とは、株式会社が発行する「株式(=持ち分)」を購入し、株主としてその企業の一部を保有する権利を持つことです。
投資家は企業の成長や利益に応じて配当金や値上がり益(キャピタルゲイン)を得ることができ、また特典として株主優待を受けられる場合もあります。

そんな株式投資には、大きく分けて以下の2つのスタイルがあります。

  • 株主優待や配当金を目的とする「保有型(インカムゲイン)」
  • 株価の値動きを利用した売買で利益を狙う「売買型(キャピタルゲイン)」

この章では、それぞれの投資スタイルの基本的な仕組みと、副業としての魅力についてわかりやすく解説していきます。

株主となって優待を受ける

株式を保有すると、あなたはその企業の「株主」として認められます。
企業によっては、株主に対して感謝の気持ちとして、さまざまな優待制度(株主優待)を提供しています。

株主優待には以下のようなものがあります:

  • 割引券・クーポン(例:飲食店・アパレル・家電量販店など)
  • 自社製品の詰め合わせ(例:食品、日用品)
  • カタログギフト(選べる優待)
  • 自社サービスの無料利用権(例:旅行・エンタメ系)
  • 抽選によるプレミア特典(イベント招待・限定グッズなど)

たとえば、すかいらーくホールディングスでは、年2回、グループ店舗で使える食事券がもらえるため、外食が多い方に人気です。
このように、日常生活に役立つ優待を受け取りながら資産形成ができるのが「優待目的投資」の魅力です。

株式を売買する

もうひとつの代表的なスタイルが、株式を「安く買って高く売る」ことで利益を得る、いわゆる値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う方法です。

このスタイルでは、以下のような投資判断が求められます:

  • どの銘柄を選ぶか(企業の成長性や業績)
  • どのタイミングで買うか(割安な価格か)
  • いつ売るか(利益確定または損切りの判断)

株価は企業の業績だけでなく、国内外の経済動向・政治情勢・為替・金融政策など、さまざまな要因によって変動します。
そのため、情報収集とタイミングの見極めが非常に重要になります。

ただし、副業として取り組む場合は、日中にずっと株価を見続けるのは難しいという方も多いでしょう。
そのような方には、短期トレードではなく、比較的安定した銘柄を中長期で保有する戦略がおすすめです。

投資スタイル メリット 注意点
株主優待・配当狙い 長期保有で安定したリターン/生活にも役立つ 短期での大きな利益は出にくい
株式売買(キャピタルゲイン) タイミングが合えば大きな利益/短期で結果が出やすい 情報判断と売買タイミングがシビア

株式売買のスタイル

株式売買のスタイル

株式投資で利益を得るためには、自分に合った「運用スタイル(投資期間)」を見極めることが非常に重要です。
株式売買のスタイルは大きく以下の3つに分類され、それぞれ特徴やリスクが異なります。

  • 長期投資:数年~数十年単位の保有で資産を育てる
  • 中期投資:数か月~1年程度で値上がり益を狙う
  • 短期投資:数日〜数週間以内に売買を繰り返す

副業として株式投資を行う場合、本業に支障をきたさず、じっくり資産を増やせる中長期投資がもっともおすすめです。
ここでは、それぞれのスタイルの特徴と向いているタイプを詳しく解説していきます。

長期投資・中期投資

長期投資とは、企業の成長を信じて数年〜10年以上株式を保有し続けるスタイルです。
一方で中期投資は、数か月〜1年程度のスパンで株価の値上がりを狙う運用方法となります。

このスタイルは、以下のようなメリットがあります:

  • 企業の成長にあわせて大きな値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える
  • 配当金や株主優待(インカムゲイン)も得られる
  • 頻繁に売買しないため、手間が少なく副業向き
  • 税金や手数料の負担が少ない(回転売買が少ない)

特に副業との相性が良く、本業の合間に株価チェック・ニュース確認をするだけでOKなので、初心者にも向いています。

比較項目 長期投資 中期投資
投資期間 数年~数十年 数か月~1年
目的 成長企業に乗り長期で資産形成 テーマ株や業績で値上がり益
副業との相性 ◎(手間が少ない) 〇(やや情報収集が必要)

短期投資

短期投資とは、数日〜数週間の間に株を売買するスタイルです。
中でも「その日のうちに売買を完結させる」デイトレードや、2〜5日程度で取引するスイングトレードが有名です。

この手法には以下のような特徴があります:

  • 株価の小さな値動きを狙って利益を積み重ねる
  • 毎日の相場チェックが必要で、情報感度が求められる
  • 反応が早ければ1日で大きな利益も可能
  • 相場に張り付きがちで、本業との両立が難しい

一見すると「効率的に稼げそう」と感じるかもしれませんが、初心者が安易に手を出すと損失を出しやすく、ギャンブル性も高いため注意が必要です。

また、短期トレードは手数料がかさむ場合もあり、取引スキルと経験が伴っていないと難しい側面があります。
副業として株式投資を行うなら、まずは中長期投資で着実に土台を作るのが王道です。

株式投資の副業で必要な資金

株式投資の副業で必要な資金

かつては、株式投資を始めるには証券会社の窓口に足を運び、電話で注文を出すような手間が必要でした。
しかし現在では、パソコンやスマホから誰でも簡単に取引できる時代となり、サラリーマン・主婦・学生といった幅広い層が副業として株式投資を始めています。

特に最近では、少額で始められる株式投資サービスも増えており、以前よりもはるかに身近な存在になってきました。とはいえ、いざ始めるとなると…

  • 実際にいくらの資金があれば株が買えるの?
  • 少ないお金でも利益は出せるの?
  • 本格的に始めるなら、どれくらい必要?

といった疑問が湧いてくるのも当然です。ここでは、副業として株式投資を始める際の「必要資金の目安」について、初心者向けにわかりやすく解説します。

株式投資に必要な最低資金とは?

株式の購入には「単元株(通常100株)」という単位が基本ですが、企業によって株価が異なるため、必要な資金はバラバラです。

  • 1株500円 × 100株 → 5万円で購入可能
  • 1株2,000円 × 100株 → 20万円の資金が必要

また、近年では1株から購入できる「単元未満株」サービス(S株・ミニ株など)もあり、数千円〜1万円未満で取引可能なケースもあります。

とはいえ、利益を狙うなら最低10万円は欲しい

1株からの購入が可能とはいえ、「数株だけ買っても株価が上がっても利益がごくわずか」ということも少なくありません。
しっかりと利益を得るためには、複数単元の購入や銘柄の分散投資も必要です。

目安としては、副業として実践するなら最低でも10万円以上の資金は用意しておくと、選択肢も広がり取引も現実的になります。

少額資金の限界と現実的なリターン

では、10万円の資金で「2倍」「10倍」などの夢のような利益は出せるのでしょうか? 結論から言えば…

  • 2倍になれば奇跡的(急騰株にタイミング良く乗れた場合)
  • 現実的には10〜30%の利幅で利確するのが一般的
  • 下落リスクも常にある(マイナス20〜30%の損失もあり得る)

このように、株価は上がることもあれば下がることもあるのが当たり前。
だからこそ、副業として安定的に資産を増やすには「資金の増減を冷静に捉えるメンタルとルール」が必要です。

目的別:おすすめ資金目安

目的 必要な資金 特徴・補足
お試し・勉強目的 5〜10万円 単元未満株や低位株で少額実践/値動きを体感できる
副業として収益化 10〜50万円 銘柄分散・中期投資に最適/優待・配当も視野に
本格的な資産運用 100万円以上 複数銘柄を安定運用/長期資産形成にも◎

「本気で副業として株式投資を考えるなら、やはり100万円以上の資金があると安定性・選択肢の広さが段違いです。
とはいえ、最初は10万円からでも十分スタートできますので、無理のない余剰資金でのスタートがベストです。

副業におすすめの証券口座

副業におすすめの証券口座

株式投資を副業として始めるには、まず証券口座の開設が必要です。
現在は多くの証券会社がネット取引に対応しており、それぞれに手数料・取引ツール・サポート体制などの違いがあります。

副業で株式投資を行うなら、以下のようなポイントで証券口座を選ぶのがおすすめです。

  • 取引手数料が安いこと(頻繁に売買する場合は特に重要)
  • スマホアプリが使いやすいこと(外出先でも取引・確認ができる)
  • 少額取引や単元未満株に対応していること
  • サポート・情報提供が充実していること

以下では、副業との相性がよく、実際に人気の高い2社をご紹介します。

松井証券|コスト重視派&初心者にやさしい老舗証券

インターネットでお得に取引!松井証券

松井証券は、100年以上の歴史を持つ老舗の証券会社でありながら、業界でも屈指の「コストの安さ」使いやすさで根強い人気を誇っています。



  • 1日の約定代金50万円以下は手数料無料(初心者の少額取引に最適)
  • スマホアプリ「株touch」が高評価で操作もスムーズ
  • 少額からの取引やNISA口座にも対応

これから副業として株を始めたい方にとって、最初の口座として非常におすすめです。

DMM 株|とにかく手数料が安い!スピード開設も魅力

DMM 株ではじめる!株式取引!

DMM.com証券が提供する「DMM 株」は、業界最安クラスの手数料と、スピーディーな口座開設で人気上昇中のネット証券です。



  • 現物取引手数料が業界最安水準(0円キャンペーンもあり)
  • 最短即日で取引開始も可能(スピード重視の方に◎)
  • アプリが直感的で操作しやすく、初心者でも安心

手数料をできるだけ抑えつつ、スマホ中心で気軽に株式投資を始めたい方に最適な証券会社です。


証券口座選びは、「安い=正解」ではなく、自分の投資スタイルや取引頻度に合ったものを選ぶことが重要です。
まずは使いやすそうな1社で口座を開設し、実際に取引画面に触れてみるところから始めてみましょう。

まとめ

近年の株式市場では、個人投資家でも参入しやすい商品やサービスが増え、副業としての株式投資がますます身近な選択肢となっています。
特にスマホ取引や少額投資の登場により、サラリーマンや主婦、学生でも本業の合間に資産形成を目指せる時代が到来しています。

しかし、その一方で短期間で大きく稼げるように見える「ハイリスク商品」や煽り情報も多くなっており、注意が必要です。

✅ 株式投資を副業で成功させるための心構え

  • 焦らず、まずは少額から実践して経験を積む
  • 情報を鵜呑みにせず、自分で企業や市場を分析する力を育てる
  • 長期・中期視点で安定的に資産を増やす姿勢が大切
  • 「勝ちにいく」より「負けない運用」に重きを置く

株式投資は、高騰銘柄で一発当てることが目的ではなく情報と経験をもとに資産を地道に育てていく投資です。
リスクを管理し、継続的に学びながら実践していくことで、将来の安定収入につながる副業として十分に機能します。

まずは、自分の資金力やライフスタイルに合った証券口座を開設し、小さな取引から経験を積んでいきましょう。
積み重ねが、やがて大きな成果に変わるはずです。

資産運用の第一歩は、知ることから。
▶ おすすめ投資ジャンルまとめもぜひ参考に!