株式投資に関して、いまだに「敷居が高い」と思っている方は多くいます。
しかし、今は口座開設から取引までをインターネットで出来るだけでなく、以前とは違い株式投資できる金融商品も多くなりましたので、少ない資金でも投資を楽しむことができるようになりました。
こちらでは、株式投資の副業について始め方と稼ぎ方を解説していきます。
目次
株式投資とは
株式投資とは、株式会社が発行した株式を買うことですが、その投資スタイルは大きく2つの種類に分けられます。
株主となって優待を受ける
企業が発行する株式を購入することで、株主と定義されるようになります。
株主になることで投資先の企業側からは、その見返りとして優待の権利を受ける事ができます。
どのような株主優待券を受けれるかは企業によって異なり、割引券や企業が運営する店舗の予約優先権など様々です。
株式を売買する
株式売買の投資スタイルの基本は、安く購入して高く売ることで差益を得ることです。
したがって、売買時期を見誤れば損失を招くこともありますので、投資する企業の状況や経済状況などを考慮しながらタイミングを見極める事が重要になります。
株式売買のスタイル
それでは株式の売買についてもう少し詳しく解説していきましょう。
株式を売買する運用スタイルは、長期投資・中期投資・短期投資の3つに分かれます。
多くの投資家が実践しているスタイルは、長期投資と中期投資で、初心者の方も最初はこの2つを基本に取引すことをおすすめします。
長期投資・中期投資
長期投資は数年から長ければ数十年、中期投資は数か月の株式運用を意味します。
中長期にわたり株価変動の大きな上昇の波を捉え、大きな利益獲得に繋げる運用スタイルです。
キャピタルゲイン(株式の売買で生じる利益)・インカムゲイン(株式を保有していることで生じる利益)で資産を増やすことが可能で、株主優待も期待できます。
短期投資
短期投資は、買った銘柄をその日のうちに手仕舞いしてしまうデイトレードや、数日程度の保有で売却するスイングトレードなどを意味する運用スタイルです。
短期間に取引を繰り返しますので、薄利多売の手法とも言えますが、大きな投資金額で取引ができれば、日々大きな利益に繋がる可能もあります。
初心者にとってはギャンブル性の高い取引になりかねないので、あまりおすすめはできない手法かもしれません。
株式投資の副業で必要な資金
昔のような、証券会社の窓口へ直接出向いたり電話で取引の注文をした時代とは異なり、今はパソコンやスマホを活用しながらインターネットで誰でも簡単に株式投資をはじめる事ができます。
また、株式市場でも多くの投資家が取引できるように、比較的少額の資金でも取引が出来るような取り組みも活発に行われた為、多くのサラリーマン・主婦・学生なども株式投資に参加できるようになりました。
しかし、低資金と言っても具体的にどの程度の金額なのか? また、低資金で本当に利益を上げる事が可能なのか? 株の初心者にとってはもっと細かく知りたい方も少なくないはずです。
株価には特に相場と言うものが定められておらず、購入できる株式の単位も企業によってまちまちです。
したがって、ただ取引だけを目的とするのであれば、安い株価で推移している低位株や1株単位で取引できる株などは数千円程度で購入できてしまうものもあるわけですが、当然ながら利益を出すことが目的となりますので、このような場合は大量に購入しなければ、株価が上昇しても微々たる利益にしかならなくなってしまうわけです。
安く購入できる株式であっても、最低10万円以上の資金は必要になってくると思います。
ただ、10万円の資金で始めた株式投資で短期間(1~2か月程度)に10倍・20倍にすることは、不可能とは言い切れないまでも極めて困難です。
例え、2倍の株価になって10万円が20万円になったとしても、それは急騰と言える値動きであって、かなり上手に取引ができたか運が良かったかのどちらかです。
また、株式投資はリスクも伴うわけで、当然ながら株価が下落し損失を被ることも考えられます。
このような上昇と下降を繰り返しながら推移する株価を利益に繋げるのであれば、資金の20%~30%を増やすことができたとしても上出来と言えるでしょう。
「先ずは、少額・低リスクで株式投資を学びたい」このような方は、学ぶ為の実践を優先する意味でも、10万円程度の余剰資金が準備できれば大丈夫でしょう。
「本格的に株式投資で財テクや副業をしたい」このような方は、やはり最低でも100万円程度の余剰資金で取引した方が、株式投資の醍醐味を味わえると思います。
副業におすすめの証券口座
証券口座は各運営会社によって色々な特徴があります。
運用スタイルに応じて、適した特徴の証券口座を選ぶ事が大切です。
まとめ
昨今では株式投資できる金融商品の種類も増え、大きなリスクを伴うものも多くなってきています。
取引に慣れてくると、つい大きな利益を狙い、根拠なくハイリスクの商品に手を出しがちですが、綿密に情報収集しながら出来る限り高い勝算を持って取り組むことが大切です。
ハイリターンを狙うことは決して悪い事ではありませんが、客観的な状況判断の上で決断するように心掛けましょう。