最近ではハンドメイド作品を販売している方が増えています。
それを収入源として副業・或いは、本業としてお金を稼いでいる方もいます。
販売の方法や稼ぐコツを知っている方は、月に数万円~数十万円以上稼いでいます。
自宅で作業を行い、自宅で販売することができ、全て在宅のまま完結できるというのは、とても魅力的です。
そこで今回は、ハンドメイド作品を商品として販売する方法や稼ぐコツをご紹介します。
趣味で物作りをしている方、或いは、これからハンドメイドを始めようとお考えの方は、是非、参考にしてみて下さい。
目次
ハンドメイド販売で売れ筋の商品ジャンル
人気のあるハンドメイド作品としては、アクセサリー類や小物類、トートバッグになります。
アクセサリー類
アクセサリー類の中でも特に人気のある商品は、ピアスやイヤリング、ヘアアクセサリーです。
ピアスやイヤリング、ヘアアクセサリーは常に身に付ける物や「ここぞ!」という時に使いたいアクセサリーの為、人とは被りにくかったり、妥協せずに気に入ったアクセサリーを身に付けたいと思っている方が非常に多いようです。
小物類
そして小物類では、特にティッシュカバーやポーチが特に人気です。
シンプルなティッシュカバーも人気なのですが、その中でもどこかに掛けられる仕組みになっているティッシュカバーが売れ筋です。
BOXティッシュは意外と置き場所に困ったり、BOXティッシュがあることによって部屋の雰囲気がイマイチな印象になることもあります。
とは言え、日常生活には必要不可欠な物品の為、BOXティッシュを置かないわけにもいきません。
その為、どこかに掛けてBOXティッシュの存在をなくしたり、部屋の雰囲気に合ったティッシュカバーを求めている方に人気があります。
ポーチは一般的によく販売されているファスナーの付いたものではなく、巾着袋のポーチに人気があります。
一般的に多く販売されているのはファスナータイプのポーチですが、メイク用品は勿論、小さい小物系を多く持っている女性からすると、意外とファスナータイプのポーチは使い勝手が悪かったりします。
なぜなら、ファスナーになっていることで思い切り開かず、手を入れるとどこに何があるのかイマイチ分からなかったり、端や下にあるものが取りずらいからです。
ですが、巾着袋のポーチはファスナーではなく紐で開口部分を縛る為、ファスナータイプよりも入り口が広くなります。
その為、端や下にある物に関係なくポーチの中がしっかりと見え、物が取りやすくなります。
このような使い勝手に関する理由などから、ハンドメイドの巾着袋のポーチが売れ筋商品なのです。
トートバック
トートバックは、少し小さめのサイズが特に人気があります。
社会人であればメインのバックには入りきらない荷物やエコバックなどに使うことができます。
また、老若男女が重宝することができるサブバックサイズのトートバックが人気の傾向と言えます。
ハンドメイド商品を販売する方法
ハンドメイド商品を販売する方法は幾つかあります。
その中でも、以下6つは代表的な販売方法と言えます。
- 販売サイト
- ネットショップ
- イベント
- 委託販売
- ネットオークション
- フリマアプリ
販売サイト
ハンドメイドのみを取り扱っている販売サイトで販売することができます。
ハンドメイド専用の販売サイトなので、人とはちょっと違う商品であったり、何かしらの工夫をして自分の商品を少しでも目立たせることが大切になります。
ネットショップ
自分でネットショップを開業して、ハンドメイド作品を販売することができます。
元々あるサイトやアプリで販売する方法とは違い、開設したサイト運営の集客が必須になります。
集客が出来るようになれば、自分が運営するネットショップですから、他のライバル商品とショップ内競合はありませんので、あとは売るだけになります。
イベント
フリーマーケットやハンドメイド販売ができるイベントに参加して、出展・販売をすることができます。
ネット販売とは違い、イベントは不定期に行われたり、年に数回しか行われないことが殆どなので、販売して稼げるのはイベントの期間中のみです。
しかし、送料や梱包、購入者とのネット上のやり取りといった、少し面倒な作業がないのがイベント販売での魅力でしょう。
委託販売
自分で作ったハンドメイド作品を他のお店で販売してもらうことができます。
販売場所は雑貨店やレンタルスペースなどです。
自分で販売するのとは違って、第三者に販売してもらう業務委託は、委託先に販売手数料を支払ったり、作品の出来やビジネスマナーなどの審査がある為、簡単に販売することができるという方法ではありません。
また、審査に通ったとしても商品タグやラッピング材、梱包材や納品書の準備も必要になります。
考えを変えれば、これさえやっておけばあとは委託先に任せるだけなので面倒な作業は初めだけです。
但し、趣味程度でハンドメイドの販売をしたい方にとって業務委託は少し大掛かりと言えます。
ネットオークション
インターネット上で参加できるオークションサイトで、ハンドメイド商品を販売することができます。
落札者の希望次第で値段が吊り上がることも期待できます。
値段が上がればとてもラッキーですが、一方で入札者が一向に現れないことも考えられます。
複数のハンドメイド作品を作ることが難しい方は、オークションサイトでゆっくりと販売する方法も良いと思います。
逆に、複数のハンドメイド作品を作ることができる方は、オークションサイトではない方法で販売した方が、効率がよく稼ぎやすいかもしれません。
フリマアプリ
フリマアプリを使ってハンドメイド作品を販売することができます。
値段を決めて購入者と交渉の後に商品を販売するだけなので、フリマアプリ初心者でも簡単に販売することができます。
勿論、出品したからと言って必ず売れるわけではありません。
また、フリマアプリではハンドメイド作品以外にも様々な商品が販売されているため値段設定が重要と言えます。
ハンドメイド販売の副業で稼ぐコツ
ハンドメイド作品の販売で稼ぐコツとしては大きく分けて3つあります。
- 丁寧な販売を心掛ける
- 諸経費を考慮した価格設定
- 安易な安売りをしない
丁寧な販売を心掛ける
1つ目は「丁寧な販売を心掛ける」ということです。
「お金が稼げればいい」という気持ちで、適当に商品を作るのではなく、1つ1つ丁寧且つ綺麗に仕上げることが大切になります。
購入者の手元に届いた時に「これで〇〇円は高すぎ!?」と思われてしまう商品ではリピーターになりません。
一方、納得頂ける商品を販売することで、購入者の手元に届いた時に「良い買い物ができた!」と思ってもらえます。
このような丁寧な販売の仕方でピーターになってくれたり、商品の良い口コミを広げてくれて、新規の購入者が増えるという嬉しいループに繋がります。
諸経費を考慮した価格設定
2つ目は「諸経費を考慮した価格設定」です。
沢山売る為に、諸経費を考慮せず購入しやすい安価な値段をつけてしまうと、沢山売ったはずなのにそれほど利益が出ていなかったり、最悪の場合は赤字になることも考えられます。
したがって、材料費や手数料、送料などの値段を考慮して、金額設定をすることも稼ぐコツと言えます。
但し、商品自体の価値が評価されないようでは、意味がありませんので、先ずは、ユーザーに求められる価値ある品物作りが前提です。
安易な安売りをしない
3つ目は「安易な安売りをしない」ということです。
購入希望のお客様から「もう少し安くなりませんか?」と言われて、すぐに値段を下げてしまったり、売れないからと言って安易に価格を下げたりすることで、利益が出せないケースもあります。
「折角の購入希望者を逃したくない」或いは、「とにかく早く商品を販売したい」との思いから、安易に値下げをしてしまうと、自ら商品価値を下げてしまうことになります。
ハンドメイド販売で稼ぎたいのであれば、適切な価格で販売する為に「我慢」することも大切です。
ハンドメイド販売の副業で稼げるおすすめサイト
ハンドメイド商品を販売する方法として、1つはハンドメイドを扱う専門サイト、そして、もう1つは無料で作成できるネットショップサポートのサイトを紹介します。
minne(ミンネ)
minneは、販売手数料が10%(税別)と、ハンドメイトサイトの中では最も安く、国内最大級のハンドメイドマーケットとして有名です。
客層も20代~30代の比較的若い女性に人気があり、アクセサリーや雑貨、ファッションなどが主な売れ筋になっています。
最近では、メンズ商品の販売も増えており、販売者・購入者共に層の拡大に力を入れています。
BASE
BASEは、無料でネットショップの開業ができ、初心者でも簡単に始められることが最大の特徴です。
ネットショップを運営することで、自分の商品のみを表示できますので、効果的な主客ができれば大きな収益に繋がる可能性があります。
ショップデザインを自分好みの工夫ができることも、大きな魅力の1つです。
まとめ
ハンドメイド作品の販売は、誰でも簡単に始めることができ、自宅に居ながらお金を稼ぐことができます。
何かを作ることが好きな方は、当記事を参考に、ハンドメイドでの副業・在宅ワークへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。