YouTubeで稼ぐ方法|知っておきたい7つの稼ぎ方を紹介
日本国内でYouTubeを利用している人は、月間で6500万人もいるそうです。(2020年現在)

つまり、国民の半分以上がYouTubeを利用しているわけです。

最近では、テレビや雑誌でも人気ユーチューバーが頻繁に取り上げられていますから、YouTubeを見るだけでなく、「自分もYouTuberデビューしたい」このような方も多いのではないでしょうか。

そこでこちらでは、YouTubeの稼ぎ方について、代表的な7つの方法を詳しく紹介していきたいと思います。

YouTubeで稼ぐ為の基本知識

YouTubeで稼ぐ為の基本知識
YouTubeには、意外と色々な稼ぎ方があるのですが、その前に、収益化の基本的な仕組みやルールを理解することが大切です。

以下の2項目は、YouTubeで稼ぐ上で基本中の基本ですから、しっかりと確認しておきましょう。

  • YouTubeで稼ぐ基本はチャンネル登録数と再生回数の増加
  • 注意すべきは著作権の侵害にならないYouTubeへの取り組み

チャンネル登録数と再生回数について

幾つかあるYouTubeの稼ぎ方の中で、どれを選択したとしても、チャンネル登録数と再生回数を増やすことが絶対に必要になります。

どちらかと言えば、チャンネル登録数を増やす方が難易度が高く、これが増えていけば自然に再生回数も伸びていきます。

再生回数が伸びていくことで、広告の露出も多くなり、結果として収入の増加につながります。

チャンネル登録数を増やすには、やはり、投稿動画のクオリティに拘ることが重要です。

質の高い動画作成を心掛けながら、更には、SNSやブログなどとYouTubeチャンネルを連携させて、集客力を高めるやり方が効果的です。

著作権の侵害について

YouTubeでは利用規約に違反した場合、動画の削除やチャンネルのアカウント削除など、なんらかの警告やペナルティを受けることがあります。

この利用規約の中でも、最も注意すべきは著作権の侵害です。

違法アップロードは当然ながら違反の対象となりますし、それ以外にも動画に利用するBGMなども十分な確認が必要です。

せっかく投稿したYouTube動画が削除されないように、著作権について、しっかりとルールを理解して利用していきましょう。

知っておきたい7つの稼ぎ方

知っておきたい7つの稼ぎ方
YouTubeの収益化と聞いて、動画閲覧時に掲載される広告収入をイメージする人は多いと思います。

確かに、アドセンス広告はYouTubeの代表的な稼ぎ方ですが、実は、この他にも色々な稼ぎ方があります。

  • 広告収入
  • 企業案件
  • YouTube事務所
  • チャンネルメンバーシップ
  • スーパーチャット
  • 商品やサービスなどの販売
  • YouTubeアフィリエイト

広告収入

YouTubeで稼ぐ最も代表的な方法が広告収入です。

投稿する動画へGoogle AdSense(グーグルアドセンス)という広告を掲載して、閲覧されたりクリックされたりする回数に応じて報酬が発生する仕組みになります。

但し、YouTubeチャンネルを開設しても、すぐには広告の掲載ができません。

以下2つの条件をクリアした後にGoogle AdSenseの審査を受けて、それに通過することで初めて広告を掲載できます。

  • チャンネル登録数1,000人以上
  • 過去1年間に動画の総再生4,000時間以上

この2つの条件の内、難易度が高い方は「チャンネル登録数1,000人以上」です。

なるべく早い段階で条件のクリアするには、やはり、とにかく動画の投稿数を増やして、露出を高めることが優先されます。

10本や20本の動画投稿でチャンネル登録数が1,000人超えるようなことがあれば、それは、極めてまれなケースです。

やはり、最低でも100本超えを目指して、投稿頻度を上げていきましょう。

また、TwitterなどのSNSと連携させながら、チャンネルへの集客力を高める取り組みも効果的です。

チャンネル登録が1,000人以上になった時には、既に、総再生時間数は優に4,000時間を超えています。

企業案件

企業案件とは、企業がYouTuberに広告費を払って商品やサービスを宣伝する動画作成を依頼することです。

よくあるケースは、実際に商品やサービスを利用して、その体験や感想を動画にしているパターンです。

企業案件の場合、Google AdSenseとは異なり動画再生数とは関係なく、依頼を受ければ確実に収入が入ります。

但し、当然ながら人気のないYouTubeチャンネルへ企業案件の依頼が来ることはありません。

やはり、チャンネル登録数が最低でも1万人以上は必要で、それなりの動画再生数の実績も求められると思います。

また、企業案件が多いジャンルで動画発信していることもポイントとなります。

ダイエット・コスメ・脱毛などは、比較的企業案件が多い一例になります。

YouTube事務所

YouTuber事務所は、ユーチューバーのマネジメントを行っている会社組織で、基本的にはテレビ界の芸能事務所と同じようなものです。

トップユーチューバーのヒカキンなどが所属する「UUUM」は、YouTube事務所の中でもも最大手です。

YouTube事務所へ入所することで、以下のようなメリットが得られます。

  1. ユーチューバーにマネージャーが付く
  2. 報酬が一定になる
  3. イベントやコラボがしやすくなる

先ず、マネージャーが付くことで、投稿動画の課題を分析したり企画を考えたりと、色々な手助けをしてもらうことができます。

その為、ユーチューバーは動画投稿の作業へ、より集中することができます。

次に、報酬が一定になりますので、収入が安定するようになります。

但し、本来の広告収入が突然下がるような事態ではメリットがあるものの、逆のパターンで急激に報酬が上がるような事態でも一定額ですから、これはデメリットと言えるのかもしれません。

3つ目は、多くのユーチューバーが所属していますので、イベントやコラボがしやすくなります。

イベントやコラボが多くなれば、投稿動画の露出度が上がる相乗効果が期待できます。

チャンネルメンバーシップ

チャンネルメンバーシップとは、視聴者が特定のチャンネルに対して毎月定額の料金(月額490円)を支払うことで「チャンネルメンバー」になる制度で、ユーチューバーは有料会員を増やすことで安定的な収入を稼げます。

ただ、視聴回数の多い人気ユーチューバーにとっては効果的な稼ぎ方になりますが、YouTubeを始めたばかりの初心者が成果を出すことは困難です。

スーパーチャット

スーパーチャットは、YouTubeのライブ配信(生配信)の時に稼げる投げ銭のことです。

投げ銭は視聴者からユーチューバーに対して自由に支払いできるお金で、支払うかどうかの選択は全て視聴者に委ねられます。

その為、投稿動画を楽しむことができた視聴者がユーチューバーに対して、ねぎらいや応援の意味を込めて投げ銭するケースが一般的です。

この他にも、視聴者のコメントや質問返しを1回100円で行うスーパーチャットという稼ぎ方もあります。

商品やサービスなどの販売

動画を観てくれた視聴者に対して、商品やサービスを販売して収益化するYouTubeの稼ぎ方もあります。

商品やサービスに関連する動画を配信して、興味を持った視聴者を実店舗やネットショップなどへ誘導しながら、実際に購入を促します。

既に商品やサービスを販売している事業を持った人にとっては、YouTubeを集客力あるメディアに育てることで大きな効果が期待できる稼ぎ方と言えます。

YouTubeアフィリエイト

一般的なアフィリエイトは、ブログなどを利用してネット広告を掲載し、そのリンクから商品やサービスを購入した場合、売上の一部が報酬として支払われます。

一方、YouTubeの場合には、投稿動画の概要欄へテキスト広告のリンクを掲載してアフィリエイトを行うケースが多くあります。

YouTubeを始めたばかりで、Google AdSenseの審査基準(チャンネル登録1,000人・総再生4,000時間)を満たしていなくても稼げる方法ですから、初心者にもおすすめできます。

アフィリエイト広告の取得はAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを利用するケースが多く、その他のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の利用では業界最大手のA8.net(エーハチ・ネット)の利用がおすすめです。

YouTubeで稼ぐ為にやるべき事

YouTubeで稼ぐ為にやるべき事
冒頭のYouTubeで稼ぐ為の基本でも話しましたが、どんな稼ぎ方をするにしても「チャンネル登録数と再生回数の増加」は必須です。

先ずは、Google AdSense広告の審査基準となる「チャンネル登録者1,000人以上・総再生時間数4,000時間」をクリアすることが優先されます。

とにかく、この程度の規模までYouTubeチャンネルを育てていかないと、どんな稼ぎ方でも成果は期待できません。

逆に言えば、運営チャンネルの規模拡大で成果を出すことができれば、色々な稼ぎ方を自分なりに工夫して収益化の幅を広げることができます。

Google AdSense広告の審査基準を満たすためには、とにかく投稿動画数を増やすことです。

動画のジャンルにもよりますが、できれば毎日最低1本を投稿して100本以上になるまでは、ひたすら撮影や編集に集中することが大切です。

因みに、「チャンネル登録者1,000人以上・総再生時間数4,000時間」の規模に達してGoogle AdSenseの審査を通過した場合、この時点で広告収益は1日100円~1,000円程度が期待できます。

つまり、1,000人の登録者を増やすことで、1か月3,000円~30,000円の収益になるわけです。

当然ながら、1,000人を超えて更に登録者を増やしていけば、収入の拡大がほぼ確実に得られるわけですから、先ずは、第一目標の条件をクリアするべく、やるべきことへ集中しましょう。

「数本の面白い動画で当ててやる!」と言う考えは捨てて、しっかりと数の原理で勝負に挑むことがYouTubeで成果を出すコツです。

まとめ

冒頭でも述べた通り、日本人の2人に1人がYouTubeを利用しています。

更に、全世界では20億人以上のユーザーが利用しています。(2020年現在)

この巨大市場へ誰でも簡単に動画投稿しながら、ビジネスを始めることが出来るのです。

既に、多くの人気ユーチューバーが成功を収めていますが、今からでも十分に参入の余地は十分にあります。

先ずは、YouTubeの基本的なルールや稼ぎ方、そして編集方法などを学びながら、積極的にチャンレンジしてみましょう。