「FXに興味はあるけど、リスクが怖い…」そんな不安を感じていませんか?
多くの初心者が同じように、「損をしたらどうしよう」「難しそうで自信がない」と感じながら、なかなか一歩を踏み出せずにいます。
ですが、実はFXは通貨ペアの選び方一つでリスクの大きさや安定感がガラッと変わるということをご存じでしょうか?
言い換えれば、最初の「通貨選び」が正しければ、初心者でも安全に、そして着実に利益を狙うことが可能なんです。
特に、値動きの激しい通貨や情報量の少ないマイナー通貨は、初心者にとってハードルが高く、損失リスクも大。
何も知らずに始めてしまうと、最初の損失で心が折れてしまう…なんてことも少なくありません。
だからこそ、まず覚えておきたいのが、「低リスクで扱いやすい通貨ペア」から始めること。
これがFXを長く続ける上での成功への第一歩です。
この記事では、初心者におすすめの安定した通貨ペア5選と、それぞれの通貨に合わせた戦略を具体的にご紹介していきます。
「少額からコツコツ稼ぎたい」「とにかく安心してスタートしたい」という方には、まさにピッタリの内容となっています。
FXは怖いものではありません。正しい知識と選択さえあれば、着実に収益を積み上げていくことができます。
それでは、初心者でも安心して始められる“鉄板の通貨ペア”を一緒に見ていきましょう!
目次
1. USD/JPY(米ドル/円):日本人にとって最も馴染み深く、安定感抜群
✅ 日本人にとって始めやすい定番ペア
USD/JPY(米ドル/円)は、FX初心者が最初に選ぶことの多い通貨ペアです。
その大きな理由は、日本円が自国通貨であるため情報が手に入りやすく、為替ニュースの理解もしやすいという点にあります。
さらに、米ドルは世界の基軸通貨であり、取引量・流動性ともに世界トップクラス。そのため、スプレッド(売値と買値の差)も狭く、取引コストを抑えやすいのも魅力です。
📊 相場の動きが予測しやすい!初心者向けの理由
USD/JPYは日銀やFRB(米連邦準備制度)の金融政策、雇用統計や経済指標の影響を受ける場面が多いものの、大きなトレンドを読みやすく、一定のレンジで推移しやすい傾向もあります。
為替介入や金利政策などにより一時的に大きく動く場面もありますが、情報量が豊富なため、初心者でも事前に対策が取りやすいのが特徴です。
📈 おすすめ戦略:レンジ相場+移動平均線(SMA)
USD/JPYは、テクニカル分析との相性が非常に良く、特にレンジ相場において力を発揮します。
- 5日・25日移動平均線を短期足で確認しながら売買ポイントを探る
- サポート・レジスタンス付近で反発狙いのエントリー
- トレンドが崩れた場合は、ストップロスをしっかり設定してリスク管理
🕒 日本時間での取引がしやすく生活にフィット
USD/JPYは特に東京市場(午前9時〜午後3時)に活発な値動きを見せるため、日中の空き時間や昼休みを使ったトレードが可能です。
生活リズムに合わせやすく、毎日の相場チェックや検証にも取り組みやすい点が、初心者にとって大きなメリットとなります。
✅ POINT:情報が豊富でテクニカル分析も効きやすいUSD/JPYは、FXの基礎を学ぶのに最適な通貨ペア。まずはここから始めて、相場観とトレードルールを身につけていきましょう!
2. EUR/USD(ユーロ/米ドル):世界一取引量が多いペアで安定感◎
🌍 世界で最も取引されている王道ペア
EUR/USDは、世界のFX取引において最も多くのトレーダーに選ばれている通貨ペアです。
ユーロ圏とアメリカという2大経済圏の通貨で構成されており、取引量が非常に多く、流動性も抜群です。
そのため、スプレッド(売買の価格差)が狭く、取引コストを抑えやすいというメリットがあります。特にスキャルピングやデイトレードのような短期売買において、その恩恵は非常に大きく、初心者でも無駄なコストをかけずに学習と実践が可能です。
📈 テクニカル分析が効きやすい=勝ちパターンを作りやすい
EUR/USDはテクニカル分析が非常に有効に機能する通貨ペアの一つです。
チャートが比較的素直に動く傾向があり、トレンドライン・移動平均・ボリンジャーバンドなどの定番テクニカルツールがしっかり機能します。
また、ファンダメンタル要因(経済指標・金利・政策発言)もユーロ圏と米国に絞られるため、ニュースや情報の収集が効率的に行える点も初心者にとっては大きな利点です。
🕒 夕方〜深夜に取引しやすい!生活リズムにフィット
EUR/USDはロンドン市場(16時頃〜)からニューヨーク市場(22時頃〜)にかけて大きく動きます。
日本の夕方から深夜にかけて活発になるため、日中仕事をしている方でも、帰宅後にトレードに取り組めるのが魅力です。
📊 おすすめ戦略:「ブレイクアウト+ボリンジャーバンド」
EUR/USDはトレンドが生まれやすいため、レンジブレイク(価格の突き抜け)を狙う戦略と相性が良いです。特にボリンジャーバンドを使えば、視覚的にチャンスを捉えやすくなります。
- ロンドン時間に突発的な動き=ブレイクの合図
- バンドウォーク(バンドに沿った上昇・下降)が発生したらエントリーを検討
- 損切りはバンドの中央線(ミドルバンド)を基準に設定
✅ POINT:世界中のトレーダーに愛されているEUR/USDは、流動性・安定性・予測性の3拍子が揃った通貨ペア。
「テクニカルの練習をしたい」「リズムよくトレードしたい」そんな初心者にとって理想的なスタート地点です。
3. AUD/JPY(豪ドル/円):スワップ狙い+穏やかな値動き
🇦🇺 資源国通貨「豪ドル」の特徴を活かす
AUD/JPY(豪ドル/円)は、資源国通貨の代表格であるオーストラリアドルと、日本円を組み合わせた通貨ペアです。
その特徴は、比較的安定した値動きと中長期トレンドの形成しやすさにあります。
オーストラリアは、鉄鉱石や石炭などの天然資源が豊富な国であり、輸出依存度が高く、中国との経済的結びつきが強いのが特徴です。
したがって、中国経済の動向がAUD/JPYにも間接的に大きく影響する点は、トレード戦略を立てる上での重要な要素です。
💰 金利差を活かして「スワップポイント」を狙う
AUD/JPYは、日本とオーストラリアの政策金利差が比較的大きいため、ポジションを保有しているだけで日々得られる「スワップポイント」が魅力です。
これは特に、中長期でポジションを保有するトレーダーにとって安定収益の一つとなります。
現在のような高金利環境では、AUD/JPYの買いポジションを持っておくだけで、スワップ収入がコツコツと貯まる可能性もあります。
低レバレッジで放置運用に近いスタイルを取れるのも、この通貨ペアの大きな魅力です。
📉 値動きが穏やかで初心者でも扱いやすい
AUD/JPYは値動きが比較的緩やかで、急激な価格変動が起きにくい通貨ペアとしても知られています。
もちろん経済指標や地政学リスクによって短期的な上下はありますが、一方向にじわじわと進むトレンドが形成されやすいため、初心者でも安心して戦略を立てやすい点が特長です。
📊 おすすめ戦略:「中期保有+押し目買い」
長めの時間軸(4時間足〜日足)を使って、押し目(価格が一時的に下がったタイミング)を狙う戦略が有効です。
特に、サポートライン(過去に反発した価格帯)付近での買いエントリーが効果的です。
- 中長期トレンドの押し目で買いポジションを構築
- 豪州・中国の経済指標や金利政策に注目
- スワップポイント狙いでの低レバレッジ運用が吉
✅ POINT:スワップポイント狙い+穏やかな値動きで、ストレスの少ないトレードをしたい方に最適な通貨ペア。
中期〜長期運用を前提にした「育てるFXスタイル」を試したい初心者にもおすすめです。
4. EUR/JPY(ユーロ/円):テクニカルが効きやすく初心者向き
📈 テクニカル分析が効きやすい動きが魅力
EUR/JPY(ユーロ/円)は、トレンドが出やすく、チャートの動きが素直な通貨ペアです。
サポートラインやレジスタンスライン、トレンドラインなどのテクニカル指標がしっかりと機能しやすく、初心者でもトレンドの見極めやエントリー・決済の判断がしやすいというメリットがあります。
⏰ 日本時間と欧州時間、両方でチャンスがある
EUR/JPYは、日本とヨーロッパ両方の通貨を含むため、東京時間・ロンドン時間のどちらでも活発に値動きします。
日中に取引したい人も、仕事終わりに夜間トレードを行いたい人も、ライフスタイルに合わせてトレード時間を選べるのは大きな魅力です。
🔄 相関性の高さを活かした分析が可能
EUR/JPYは、EUR/USD(ユーロ/米ドル)やUSD/JPY(米ドル/円)との相関性が高く、これらの通貨ペアの動きを併せて見ることで、エントリーや方向性の精度を上げることができます。
複数通貨のチャートを同時にチェックする習慣を持てば、より深いトレード戦略が立てられるようになります。
📊 おすすめ戦略:「トレンドフォロー+MACD」
EUR/JPYのようにトレンドが出やすい通貨ペアでは、順張り(トレンドフォロー)戦略が基本です。
テクニカル指標の中でもMACD(移動平均収束拡散法)は、トレンドの強さや反転のタイミングを視覚的に捉えるのに非常に有効です。
- 4時間足・日足で大まかなトレンド方向を確認
- MACDのゴールデンクロス(上向き交差)で買いエントリー
- トレンドが失速しレンジ相場に入ったら一旦手仕舞い
✅ POINT:チャートの反応が素直で、テクニカル分析の学習や実践に最適な通貨ペア。
取引タイミングやパターンの検証を通じて、FXスキルを確実にレベルアップできる環境を提供してくれます。
5. NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル):安定感と取引しやすさが魅力
🌿 値動きが穏やかでテクニカルが効きやすい
NZD/USDは、世界的に見てもボラティリティ(値動きの激しさ)が比較的低く、安定感のある通貨ペアです。
値動きが素直で、トレンドや反転のサインがチャート上で読み取りやすいため、テクニカル分析の練習に最適です。
また、スプレッドが狭めで約定力も高いため、短期トレードでもコストが抑えやすいのが特徴です。初心者にとってはリスク管理がしやすく、落ち着いた取引環境で経験を積めます。
📊 経済構造がシンプルでファンダも読みやすい
ニュージーランド経済は、農業や酪農などの一次産業を中心に構成されており、複雑なファンダメンタル要素が少なめ。政策金利や雇用統計、貿易収支など、チェックすべき経済指標も明確です。
アメリカ側の要因(FRBの金利政策やインフレ関連)も含め、情報収集に負担が少ない通貨ペアとして、初心者に向いています。
💡 おすすめ戦略:「移動平均+RSIによる逆張り戦略」
ボラティリティが抑えられているため、過度にトレンドを追いかけるよりも、逆張り(反転狙い)の戦略が有効な場面が多いです。
移動平均線を使って中期トレンドを確認しつつ、RSI(相対力指数)で売られすぎ・買われすぎを判断すれば、タイミングを狙ったエントリーが可能になります。
- RSIが30以下なら買いのシグナル、70以上なら売りのシグナル
- 移動平均線(SMAまたはEMA)をローソク足が上抜け・下抜けしたタイミングで注目
- トレンドが弱い時はレンジ内での逆張りをメインに戦略設計
✅ POINT:NZD/USDは「穏やかな値動き」「シンプルな経済構造」「テクニカル分析との相性の良さ」が揃った通貨ペア。
特にリスクを抑えながら学びたい初心者や、慎重派のスイングトレーダーにおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 通貨ペアは初心者でも複数を同時に取引していいの?
最初は1つの通貨ペアに絞るのがおすすめです。通貨ごとの値動きのクセや時間帯の特性を理解するには、まず一つに集中するのが効率的です。慣れてきたら、関連性の高いペア(例:USD/JPYとEUR/JPY)などを組み合わせて分析することで、相関性を活かした戦略も可能になります。
Q2. 通貨ペアごとの取引時間帯は意識したほうがいい?
はい、非常に重要です。通貨ごとに活発になる時間帯が異なるため、効率よく利益を狙うには「いつ動くのか?」を把握しておくことがポイントです。
例:
- USD/JPY → 東京時間(9:00〜15:00)が活発
- EUR/USD → 欧州〜NY時間(16:00〜翌2:00)が狙い目
- AUD/JPY → 東京・シドニー時間(7:00〜15:00)がメイン
Q3. 初心者におすすめできない通貨ペアはありますか?
はい、あります。例えば、ポンド系(GBP/JPY、GBP/USD)は値動きが荒く、初心者にはリスクが高いためおすすめしません。急激な変動により、損切りが間に合わない場面もあります。まずは値動きが穏やかで情報が多い通貨ペア(USD/JPYやEUR/USD)から始めましょう。
Q4. スワップポイントを狙うなら、どの通貨ペアが良いですか?
AUD/JPY や NZD/JPYなど、高金利通貨 × 低金利通貨の組み合わせがスワップポイント狙いに最適です。
ただし、為替変動による損失リスクもあるため、必ず低レバレッジで中長期運用を心がけてください。スワップ狙いは「放置で勝てる」わけではなく、適切な管理が必要です。
おすすめのFX口座4選【初心者でも使いやすい】
FXを始めるうえで最も重要なステップのひとつが「取引口座の選定」です。
ここでは、取引ツールの使いやすさ、スプレッド、サポート体制などを総合的に評価し、初心者でも安心してスタートできる4つの口座をご紹介します。
松井証券 FX
通貨ペア:20ペア
デモトレード対応:あり
キャッシュバック額:最大1,000,000円
松井証券は、株式や投資信託でも長年の実績を誇る老舗証券会社。
FXでも1通貨から取引可能という業界屈指の低ハードルを実現しており、たった数円から実践的なトレードが可能です。
しかも、デモ口座と本番口座の切替も簡単で、初心者が練習を重ねながら着実にステップアップできる環境が整っています。信頼性重視の方にもおすすめです。
LIGHT FX
通貨ペア:29ペア
デモトレード対応:なし
キャッシュバック額:最大1,000,000円
LIGHT FXは、スワップポイントの高さで有名な口座で、中長期のスワップ狙いにも適しています。
スマホアプリも非常に高性能で、チャート分析や注文操作が片手で完結するレベルの使いやすさが魅力。
デモトレードは非対応ですが、その分、実戦を通してリアルな経験を積みたい人に向いています。トレーダー目線の設計が光る1社です。
みんなのFX
通貨ペア:29ペア
デモトレード対応:あり
キャッシュバック額:最大1,000,000円
「みんなのFX」は、初心者への手厚いサポート体制が魅力の口座です。
基本の裁量トレードに加えて、自動売買ツール「みんなのシストレ」も使えるため、「まずは手動で学び、慣れてきたら自動化」という流れが自然に実現できます。
デモトレード機能や経済指標カレンダーも充実しており、初心者から中級者へのステップアップを後押しする環境が整っています。
DMM FX
通貨ペア:21ペア
デモトレード対応:あり
キャッシュバック額:最大300,000円
DMM FXは、圧倒的なユーザー数を誇る人気口座で、ツールの使いやすさ・サポート体制の充実度ともに業界トップレベル。
LINEによるリアルタイムの問い合わせサポートがあり、困ったときに即相談できる安心感が大きな魅力です。
取引単位は1万通貨からですが、その分、スプレッドの狭さや約定力の高さで上級者も満足する環境が整っており、本格トレードに挑戦したい方にも最適です。
まとめ:通貨ペア選び+自分に合った戦略=FX成功の鍵
FXで安定的に利益を出すためには、「通貨ペアの選定」と「自分に合った戦略の構築」が欠かせません。
なんとなくの感覚やSNSの情報だけを頼りにエントリーしてしまうと、思わぬ相場の変動や経済指標の影響で損失を招くことも。
逆に、通貨ごとの特徴や動きのクセを理解し、それに適した戦い方を選ぶことで、無理のない安定トレードが可能になります。
今回ご紹介した5つの通貨ペアは、いずれもFX初心者が実践しやすく、比較的リスクの低い「入門向け」のペアばかり。
スプレッドやスワップ、テクニカル分析の通用度など、それぞれ異なる個性があるので、ライフスタイルや性格に合わせたチョイスが大切です。
こんな方におすすめの通貨ペア例:
- 📱 スマホで手軽に副業したい会社員 ⇒ 値動きが穏やか&スワップ運用向き「AUD/JPY」「NZD/USD」
- 🧠 情報収集が得意で世界経済に関心がある ⇒ ファンダもテクニカルも狙える「EUR/USD」
- 🗾 日本の経済や円相場に慣れている ⇒ テクニカルが効きやすい「EUR/JPY」「USD/JPY」
特にFX初心者の方には、「いきなり勝とうとしない」マインドが大切です。
まずは、デモトレードや少額トレードで経験を積み、自分にとって勝ちやすい「得意パターン」を見つけましょう。
焦らずコツコツ、自分のリズムで勝ちパターンを確立することが、FXで成功する近道です。
今日から、あなたにピッタリの通貨ペアと戦略で「自分だけの稼ぐスタイル」を作り上げていきましょう。