クラウドソーシングサービスの充実により、最近では誰でも気軽に在宅ワークを始められるになりました。
中でも、国内最大級の規模を誇るクラウドワークスは、クライアントの数も業務量も豊富で、初心者からスキルの高いフリーランスまで幅広く活用することができます。
今回は、在宅ワーカーに人気のクラウドワークスについて、登録方法や使い方を詳しく解説していきます。
目次
在宅ワークにクラウドワークスが欠かせない理由
色々あるクラウドソーシングサービスの中で、なぜクラウドワークスをおすすめするかというと、やはり、求人数が多いことが一番の要因として挙げられます。
傾向としては、パソコンを利用した作業依頼が多くなっていますが、手作業の仕事も色々な依頼があり、幅広いカテゴリから更に細かなジャンルの業務を選択することができます。
クラウドワークスへ登録してみるとわかるのですが、特殊な業務もあれば、かなりユニークな業務もありますし、誰でも始められる単純作業も多くなっています。
とにかく、スキルに関係なく誰でも使えるサイトだと言うことを実感できると思います。
また、もう一つの要因として、安全に利用できることが挙げられます。
在宅ワークの人気に便乗した悪徳なマッチングサイトやクライアントも多くなっている中、色々なトラブルが発生している現状もあります。
特に多く発生しているのが報酬を巡るトラブルです。
この点、クラウドワークスでは報酬の支払いについて「仮払い」のシステムを採用しています。
クライアントは業務依頼の際に報酬を先払いする形になり、その報酬は一旦クラウドワークスで預かることになります。
クライアントとワーカーの契約が進められ、納品後に承認がされれば、一旦プールされていた報酬が自動的に支払われることになります。
しがたって、業務完了後の報酬未入金などを未然に防ぐ効果があり、ワーカーは仕事をした分の報酬を確実に受け取ることができます。
このように、在宅ワークを始める上で、初心者でも安心して自分の好きな仕事へ打ち込める点がクラウドワークスを利用する大きなメリットと言えるのです。
クラウドワークスの登録方法
ここからは、クラウドワークスでの登録方法について解説していきます。
始めに基本情報の登録、次に信頼性を高めて仕事を受注しやすくする為の登録について解説します。
基本情報の登録について
クラウドワークスは、パソコン・スマホの両方から登録することが可能です。
登録作業の際には、メールアドレスでのアカウント取得もできますし、「Facebook」「Yahoo!ID」「Google」アカウントからの登録もできます。
今回は、通常のメールアドレス入力での手順について紹介していきます。
【1】メルアドを入力したら「会員登録する」をクリックします。
【2】登録したメルアド宛に、クラウドワークスから確認メールが届きますので、本文に記載されているUPLをクリックして登録作業を始めます。
【3】URLをクリックすると、基本情報の入力ページに飛びますので、各項目に従って入力していきます。
「氏名」「住所」は源泉徴収される時に必要になるものなので、必ず、本名・正確な住所を記載するようにして下さい。
サイト内での公開はペンネームを利用できますので、本名は他人に見えない情報になります。
仕事を受注しやすくる為の登録について
基本情報の登録が完了したら、仕事を受注しやすくする為に、以下の3つの作業を進めていきます。
それぞれ、クライアントに対する信頼度を高める効果が期待出来たり、報酬の受け取りをスムーズに進める効果が期待できます。
- 本人確認書類の提出
- 本人確認書類は、運転免許証や保険証など7種類の身分証明が提出可能です。
- 報酬振込用の口座登録
- 振込用の口座登録は、出来れば在宅ワーク報酬を管理していく上でも専用口座が望ましいと思います。
- プロフィールの登録
- 「表示用の名前」としてペンネームを使うことができます。画像のアップロードなどもでき、概要なども含めわかりやすいアピールが効果的です。
クラウドワークスの使い方
クラウドワークスへの登録作業が終わったらスマホアプリもインストールして、パソコンとスマホを併用しながら仕事探しが出来るようにしましょう。
また、徐々にスマホだけで仕事を完結できる単純作業の案件も増えてきていますので、スキマ時間に効率よく稼ぐのであれば、スマホアプリの利用は必須と言えます。
仕事の探し方
クラウドワークスでは、ワーカーが利用するサイト内画面で、「仕事カテゴリ」として以下のように分類しています。
- システム開発
- アプリ・スマートフォン開発
- ハードウェア設計・開発
- ホームページ制作・WEBデザイン
- デザイン
- ライティング・記事作成
- ネーミング・アイディア
- 翻訳・通訳サービス
- ECサイト・ネットショップ構築
- サイト運営・ビジネス
- 事務・ビジネスサポート・調査
- カンタン作業
- 写真・画像・動画
- 3D-CG制作
- 音楽・音響・BGM
- プロジェクト・保守運用メンバー募集
- 暮らし・社会
このようなカテゴリから更に細かなジャンル分けがされており、仕事の種類は200種類を超えます。
仕事を探すには、とにかく自分の得意なカテゴリ、ジャンルをたどって個別案件を確認してみることです。
もし、「スキルを必要としない仕事」を探しているのであれば、仕事カテゴリの中の「カンタン作業」がおすすめです。
「カンタン作業」で依頼されている業務は、基本的に特別なスキルは必要としませんし、PCのタイピングなどが早くなくても、自分のペースで進められる仕事が多くあります。
また、内職や軽作業など、パソコンを利用しない仕事もあります。
とにかく、業務の依頼数は常に8000件~10000件程度ありますので、検索条件を上手に活用しながら、自分に合った仕事を探していきましょう。
依頼形式の種類
クラウドワークスの作業依頼は、以下の3つの形式に分類されます。
- プロジェクト形式
- コンペ形式
- タスク形式
プロジェクト形式
プロジェクト形式は、クライアントとワーカーが一対一で仕事内容を確認しながら進める業務になります。
内容を確認の後に双方が契約をして業務に入ります。
業務完了後に納品、そして報酬の支払いへと進みます。
また、プロジェクト形式には「固定報酬制」と「時間単価制」の2種類があり、時間単価制では、CWタイムカードというアプリを利用して、仕事を行った時間を計測して報酬が支払われることになります。
コンペ形式
コンペ形式は、一つの業務に対して複数のワーカーの応募を集めるスタイルになります。
それぞれのワーカーが業務内容に対して応募した後に、クライアントから採用されたものへ報酬が支払われます。
ロゴやバナーの制作、キャッチコピーの制作などが主な業務になります。
タスク形式
タスク形式は、業務の詳細や報酬がオープンになった状態でワーカーの募集をするスタイルで、クライアントとの「契約」をしないことが大きな特徴と言えます。
その為、気に入った仕事があれば、ワーカーはすぐに始めることができ、納品後にクライアントから承認されれば報酬が支払われます。
他の2つの形式と比較すると、単純な作業が多くなっています。
クラウドワークス初心者におすすめの仕事
クラウドワークスの中に得意な仕事カテゴリやジャンルがある場合や、稼ぐ自信のある、お目当ての仕事がある場合には、迷わずそちらの内容を確認してみて下さい。
クオリティの高い仕事でクライアントと良好な関係を築き、更に報酬を上げていくには、やはり、自分の得意を活かすことが一番良い方法と言えます。
もし、特に在宅ワークに活かせるスキルがない場合には、「カンタン作業」の「タスク形式」の中から仕事を探して受注することをおすすめします。
前項でも述べた通り、タスク形式の特徴は「契約」がないことで、気に入った案件はクライアントとの交渉などを必要とせず、すぐに仕事を開始することができます。
そして、業務完了後にクライアントからの承認をもらえれば、報酬も手にすることが可能です。
業務内容が簡単な「カンタン作業」から難易度の低い「タスク形式」の業務を選択することで、クラウドワークスの初心者でも手っ取り早く報酬を稼ぐことができます。
「カンタン作業」の中で、特におすすめする業務は以下の3つです。
- 質問・アンケート・テスト
- データ作成・入力
- 内職・軽作業
質問・アンケート・テスト
稼げる報酬は1件当たり5円~1000円程度と幅広く、色々な内容のアンケートを選択することができます。
受注した業務はクライアントから承認されれば、すぐに報酬を獲得することはできます。
特別なスキルも必要とせず、手軽に稼げる業務では、おすすめNo1です。
データ作成・入力
データ入力は、指定されたデータをエクセルなどの決められたフォーマットへ入力していく業務が一般的です。
単純作業の連続になり、パソコンの基本操作とタイピングができれば誰でも始めることができます。
稼ぐコツは、しっかりと納期を守り確実に業務を完了させれるように、難易度の低い案件から実績を積上げていくことです。
内職・軽作業
内職・軽作業は、パソコン業務が苦手な方へおすすめです。
「発送作業」「梱包・袋詰め・箱詰め」「ポスティング・DM発送」「封入作業」「シール貼り」など、様々な仕事があります。
稼ぐコツは「丁寧」を心掛けることです。
同じ動作の連続となる仕事が多く、スピードを重視したり集中力が欠けてくると、作業の仕上がりも雑になりがちですので、しっかりと評価される品質を保つことが大切になります。
クラウドワークスで報酬を上げるコツ
クラウドワークスを初めて利用する人でも、専門的なスキルや依頼される業務に関連した豊富な経験を持っている人であれば、月10万円を超える報酬は比較的簡単に稼げると思います。
実際に稼いでいるフリーランスは、「月30万円~40万円程度は当たりまえ」と言う方もいます。
このようなケースでは、良い条件の仕事を依頼するクライアントを見つけたら、とにかく丁寧な作業と確実な納品を心掛けて、良好な関係を築いていくことが大切になります。
その積み重ねの中で、報酬を含めた色々な交渉ができるようになると思いますので、状況によっては破格の在宅ワーク収入を稼げるようになるかもしれません。
一方、在宅ワークに活かせる特別なスキルもなく、「クラウドワークスで仕事に慣れながら報酬を上げていきたい」このような初心者の場合、月10万円の報酬は、それなりに低くはないハードルになります。
月10万円を出来るだけ早い段階でクリアできるように、稼ぐコツとしてクラウドワークスの初心者へアドバイスしたいことは、在宅ワーカーとしての「評価」を上げることです。
クラウドワークスでは、在宅ワーカーと業務を依頼するクライアントの双方共に5段階の評価が掲載されます。
在宅ワーカーも、仕事を選ぶ際にはクライアントの評価を参考に応募するわけですが、クライアント側も同様にワーカーの評価を参考にします。
その為、クラウドワークスへ登録した当初は「評価上げることへ専念する」取り組みを優先させる方が得策と言えるのです。
そこで前項でも紹介した、「カンタン作業」の「タスク形式」を集中的に受注することが効果的になってきます。
最初の内は、報酬はあまり気にせずに、とにかく簡単な仕事で確実に「星5.0評価」の実績を積上げることが重要です。
クライアントの傾向として、一定の評価以上のワーカーだけを対象にした発注も多く見られます。
当然ながら、条件を絞り込むことで報酬も上がってきます。
先ずは、このような案件を受注できる評価を得ることが、クラウドワークス初心者の稼ぐコツと言えます。
まとめ
クラウドワークスは、とにかく仕事の種類も量も豊富で、幅広い層のワーカーが自分に合った働き方ができます。
先ずは、どんな仕事があるのかを自分の目で確かめることが大切です。
そして、気に入った案件があったら、積極的に応募して実績を積上げていきましょう。